八王子でランナー障害にお悩みの方へ|症状別に鍼灸でサポートするめぐる治療院

ランニングを続けていると、膝・すね・足裏・アキレス腱など、特定の場所に繰り返し痛みが出てくることがあります。こうした、ランニングによるオーバーユース(使いすぎ)が原因で起こる痛みや不調を、まとめて「ランナー障害」と呼びます。
このページでは、ランナー障害の中でも代表的な症状の特徴と、当院での考え方についてご紹介します。
このような症状に心当たりはありませんか?
- 走っていると膝の外側が痛くなる
- 膝の内側、すねの上あたりが痛い
- 膝のお皿の下あたりに痛みがある
- すねの内側に沿って痛みが出る
- かかとや足の裏が、特に朝の一歩目に痛い
- アキレス腱やふくらはぎの下のあたりが痛い・こわばる
- 練習量を増やしたら、同じ場所が痛み続けるようになった
このような場合は、まず医療機関を受診してください
- 安静にしていても痛みが引かない、または悪化している
- 歩くだけでも強い痛みがあり、体重をかけづらい
- 骨の特定の一点を押すと、ピンポイントで激痛がある
- 患部に腫れや熱感が強く出ている
特に「骨の一点を押すと激痛がある」場合は、疲労骨折の可能性があります。疲労骨折が疑われる状態で鍼灸や施術を続けると、回復が遅れてしまうことがあるため、まずは整形外科でレントゲンやMRIなどの検査を受けていただくことをお勧めします。
ランナー障害の主な種類
「ランナー障害」はひとつの病名ではなく、いくつかの症状の総称です。代表的なものをご紹介します。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)
膝の外側にある腸脛靭帯が、骨と擦れることで炎症を起こし、膝の外側に痛みが出る症状です。O脚傾向の方や、股関節周りの筋力が低下している方に起こりやすいとされています。

鵞足炎(がそくえん)
膝の内側、すねの上あたりに複数の筋肉の腱が集まる「鵞足」という部分があり、そこに負担が集中することで起こる炎症です。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)
膝のお皿の下にある膝蓋靭帯に負担が繰り返しかかることで起こる炎症で、ジャンプやダッシュの動作が多いスポーツで起こりやすいとされています。

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
すねの内側の骨に沿って痛みが出る症状です。ふくらはぎの筋肉や筋膜が骨の膜(骨膜)を引っ張ることで炎症が起こると考えられています。扁平足や、急にランニング量・強度を増やした場合に起こりやすいとされています。初期は運動後に痛みが治まりますが、進行すると安静時にも痛むようになることがあります。

足底筋膜炎
足の裏、特にかかと側にある足底筋膜に負担が蓄積することで起こる炎症です。朝起きて最初の一歩や、長時間座った後に歩き出す際に痛みが出やすいのが特徴です。足に合わない靴や硬い路面での練習、足裏の筋力・柔軟性の不足などが関係するとされています。

アキレス腱炎
かかとの上、アキレス腱に負担が繰り返しかかることで起こる炎症です。運動を始めるときに痛み、動いているうちに和らぐものの、進行すると安静時にも痛むようになることがあります。朝のこわばりを感じる方も多いとされています。

疲労骨折(要注意)
特定の外傷がないにもかかわらず、骨に繰り返し負担がかかることで生じる骨折です。すねや足の甲(中足骨)に多く見られます。練習を続けるうちに痛みが出るタイミングが早まり、やがて安静時にも痛むようになる場合は、疲労骨折の可能性があります。レントゲンでは初期に写らないこともあるため、痛みが続く場合は医療機関でのご相談をお勧めします。
ランナー障害が起こる背景
ランナー障害は、走る量や強度を急に増やしたことによるオーバーユースがきっかけになることが多いですが、それだけが原因ではありません。
扁平足やO脚などの足・脚の使い方の特徴、股関節やお尻の筋力低下、足首や股関節の硬さ、合っていないシューズ、硬い路面での練習なども、痛みが出やすくなる要因として挙げられます。
そのため当院では、痛みが出ている部分だけでなく、股関節や骨盤の動き、足首の柔軟性といった全身のバランスも含めて確認するようにしています。
八王子・高尾山を走る方に知っておいていただきたいこと
当院のある八王子には、トレイルランニングの練習場所として多くのランナーに親しまれている高尾山があります。1号路のような舗装された道から、6号路や稲荷山コースのような木段・岩場の続く登山道まで、コースによって足腰への負荷が大きく異なるのが特徴です。
特に下り坂が続くコースでは、着地のたびに膝や足首へ大きな衝撃がかかります。普段ロードを走っている方が不慣れな下り坂を走ると、膝の外側(腸脛靭帯炎)や膝のお皿の下(ジャンパー膝)に負担が集中しやすくなります。
また、舗装路とは違って足元が不安定な不整地では、着地のたびに足首を安定させようとする細かい筋肉が普段以上に働くため、疲労がたまりやすくなります。登りではふくらはぎやアキレス腱にも強い負荷がかかるため、アキレス腱炎やシンスプリントのきっかけになることもあります。
当院は高尾山の最寄り駅である八王子駅から徒歩3分の場所にあります。トレイルランニングやハイキングの後に痛みや違和感が出た際も、立ち寄りやすい距離ですので、お気軽にご相談ください。
当院での考え方
ランナー障害は、ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツとは異なり、外的な要因によるケガというよりも、ご自身の身体的な特徴や使い方のくせによって疲労が蓄積し、それが症状として現れることが多いのが特徴です。
それが症状として現れると、腸脛靭帯炎やシンスプリントといった形になりますが、元をたどればどれも身体の使い方の偏りによるオーバーユースです。
当院では、そうした一人ひとりの身体の使い方のくせを見極め、痛みを早く治すための治療、疲労が溜まりやすい部分を回復させるコンディショニング、そして力を最大限に発揮できるようパフォーマンスの向上を目指すアプローチを、手技や鍼灸などを用いて行っていきます。
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よくあるご質問
- 痛みがあるうちは走ってもいいですか?
-
痛みが強い時期に走り続けると、悪化や回復の遅れにつながることがあります。まずは練習量を調整し、痛みの程度によっては休む判断も大切です。疲労骨折など医療機関での検査が必要なケースもありますので、不安な場合は整形外科にご相談ください。
- 整形外科と当院を両方受診しても大丈夫ですか?
-
はい、問題ありません。むしろ、画像検査などで骨や靭帯の状態を確認していただきながら、当院では筋肉の緊張や全身のバランスへのアプローチを行う、という組み合わせをお勧めしています。
- 当院ではどのような施術を行いますか?
-
痛みが出ている部分の筋肉や周辺組織への鍼灸・手技療法に加えて、股関節や骨盤、足首の動きなど、走り方の土台となる全身のバランスも確認しながら施術を行います。
最後に
ランナー障害は、「痛くても走れるから」と我慢して続けてしまうと、治りにくくなってしまうことがあります。
痛みが続く場合や、再発を繰り返している場合は、無理をせず、まずはご相談ください。走り方の土台となる体のバランスを一緒に見直していきましょう。
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この記事を書いた人

出沢 直也(院長/はり師・きゅう師)
はり師・きゅう師 出沢 直也(2013年国家資格取得)。経堂名倉接骨院、三鷹駅前太子堂接骨院(整形外科医・松本不二生氏に師事した院長のもとでASTR【軟部組織への手技療法】を学ぶ)、たかの総合整骨院での勤務を経て、訪問鍼灸院を開業。脳梗塞後遺症や脊柱管狭窄症などで外出が難しい方の施術を数多く担当。2019年ラグビーW杯では来日したアルゼンチン代表選手のケアも担当。これらの経験を経て「はりきゅう めぐる治療院」を開業・運営。日本鍼灸師会・東京都鍼灸師会、JMCAA(日本メディカル美容鍼協会)所属。JMCAA基礎技術の認定治療院。
